八王子警備員のブログ

八王子の警備会社「中央トラフィック・システム」の警備員です

警備員の研修内容

これから警備員になろうと考えている人向けに、警備員の研修についてお話します。

まず、警備員になるには必ず研修を受けなくてはなりません。

特別な資格や学歴などは必要ありませんが、研修を受けることが法律で決まっています。

 

警備員の仕事に関する法律は警備業法です。

警備業法には「警備員を現場に派遣するには必ず所定の教育を受けさせなければならない」と規定されています。

元警察官などは研修の必要時間が短縮されたりしますが、一般の人は30時間ほどの研修が必要になります。

うちの会社「中央トラフィック・システム」の場合は、研修所に3日間通ってもらいます。研修といっても日給1万円支給されるので、入社する前に個人で研修に行くよりお得です。

 

基本教育

基本教育に関してはどの業務でも共通の研修内容です。

研修内容は講義と実技訓練の2つに別れています。

講義ではテキストやDVDなどを使って警備業務の基礎学習を行い、実技では敬礼・駆け足などの警備の基本、緊急時に大声を出す訓練などを学びます。

 

業務別教育

警備の業務には常駐の警備、交通誘導警備、貴重品運搬警備、身辺警備、機械警備の4つに分かれています。

15時間の業務別教育を受ける事になっていますが、8時間は実際に仕事をする現場での教育が認められているので、研修所では7時間の研修が行われます。

 

研修では特に試験などはありませんが、しっかり学んで現場で困らないようにしましょう。